踏み台昇降を始めてみたいけれど、
「専用の踏み台を買うほどでもないかも」
「家にあるもので代用できないかな」
そんなふうに感じていませんか。
実は踏み台昇降は、ポイントを押さえれば身近なもので代用できます。
この記事では、運動が久しぶりな方や女性でも安心して取り組めるように、
代用品の選び方や注意点、無理なく続けるコツまでやさしく解説します。
結論:踏み台昇降は専用品がなくても安全に代用できる

踏み台昇降は、必ずしも専用の器具が必要な運動ではありません。運動用として販売されている踏み台がなくても、条件さえ合っていれば、家にあるものを使って無理なく行うことができます。
ポイントは「安定していること」「滑りにくいこと」「高さが自分の体力に合っていること」です。この3つを満たしていれば、代用品でも踏み台昇降として十分な運動効果が期待できます。最初から完璧な環境を整えなくても、できる範囲から始めて問題ありません。
大切なのは、「手軽さ」や「早く効果を出したい気持ち」よりも、ケガをしないことを最優先に考えることです。少し物足りないと感じるくらいの強度でも、続けていくうちに体はしっかり慣れていきます。
無理をせず、自分のペースで取り組むことが、結果的に踏み台昇降を長く続けられるいちばんの近道です。
踏み台昇降の代用に使える身近なもの5選(家にあるもの編)

「思い立ったらすぐ始めたい」「まずはお金をかけずに試してみたい」という方は、まず家の中にあるものをチェックしてみましょう。特別な道具がなくても、条件さえ合えば踏み台昇降として十分に活用できます。ここでは、比較的取り入れやすく、初心者の方でも挑戦しやすい代用品を紹介します。
① 段ボール箱を使う
丈夫な段ボール箱は、踏み台昇降の代用品として使いやすいアイテムです。スーパーや通販の箱など、厚みがあり大きめのものを選ぶと安定しやすくなります。中に新聞紙や不要な紙類をしっかり詰めて形を崩れにくくし、ガムテープで箱全体を固定すると安心感が増します。
高さが低めなので、体力に自信がない方や久しぶりに運動する方の「最初の一歩」としても使いやすい方法です。ただし湿気に弱く、使っているうちにへこむことがあるため、短時間のお試し運動向きと考えましょう。
② 雑誌や新聞を重ねる
雑誌や新聞を重ねる方法は、高さを細かく調整できるのが大きなメリットです。最初は数冊から始め、慣れてきたら少しずつ高さを足すなど、自分の体力に合わせて調整できます。
一方でズレやすいという注意点もあります。必ず滑り止めマットやタオルを下に敷き、踏み込んだときに動かないかを事前に確認してから使いましょう。安定感に不安を感じた場合は、無理をせず別の方法に切り替えるのがおすすめです。
③ ソファや階段を活用する
家の階段の一段目や、低めでしっかりしたソファは、踏み台昇降の代用品として使いやすい場所です。床に固定されている分、動く心配が少なく、安心感があります。
ただし段差が高すぎると、膝や腰に負担がかかりやすくなります。「少し低いかな」と感じるくらいの高さが、長く続けるにはちょうど良い目安です。最初はゆっくりした動きで行い、体の様子を見ながら進めましょう。
④ 木箱や収納ボックスを使う
底が広く、しっかりした木箱や収納ボックスも代用品として活用できます。踏んだときにぐらつきがないか、耐荷重に十分な余裕があるかを必ず確認してください。
特にフタが外れるタイプや、柔らかい素材のものは不安定になりやすいため注意が必要です。安定感に少しでも不安がある場合は、使用を控えたほうが安心です。
⑤ ステップ台をDIYで作る
木材と滑り止めシートがあれば、簡単な踏み台を自作することもできます。高さや幅を自分の体格に合わせられるため、「市販品がしっくりこない」という方には向いています。
とはいえ、必ずしもDIYをする必要はありません。工具が苦手な方や作業に不安がある方は、無理をせず市販品を選ぶ、または他の代用品を使うだけでも十分に踏み台昇降を楽しめます。
踏み台昇降で「代用してはいけない危険なもの」

踏み台昇降はシンプルな運動ですが、使う台を間違えると転倒やケガにつながることがあります。とくに家にある家具や日用品の中には、一見問題なさそうに見えても、実際には踏み台昇降に向いていないものが少なくありません。
安全のため、次のようなものは踏み台昇降には向いていません。
・キャスター付きの椅子
動かないように見えても、体重をかけた瞬間に予想外に滑ることがあります。
・クッションや布製の台
柔らかいため足元が安定せず、バランスを崩しやすくなります。
・不安定な衣装ケース
プラスチック製であっても、たわみやすく割れる可能性があります。
・高さがありすぎる家具
段差が大きいと、膝や腰への負担が一気に増えてしまいます。
見た目がしっかりしていそうでも、「踏んだときに本当に安定するか」「ズレる可能性はないか」を基準に判断することが大切です。少しでも不安を感じるものは使わず、安全性を最優先に選びましょう。
踏み台昇降を代用品でやるときの注意点4つ(安全対策)

代用品を使う場合は、少しの工夫と意識で安全性が大きく変わります。特に運動に慣れていない方や、久しぶりに体を動かす方は、無理をしないことがとても大切です。ここでは、踏み台昇降を安心して続けるために、ぜひ押さえておきたい基本のポイントを紹介します。
① 滑り止めを必ず使う
踏み台の下には、必ず滑り止めマットやヨガマットを敷きましょう。床との摩擦が増えることで、踏み込んだときのズレや動きを防ぐことができます。
また、滑り止めは安全対策だけでなく、音や振動をやわらげる役割もあります。マンションやアパートなど集合住宅に住んでいる方にとっても、安心して取り組みやすくなるポイントです。
② 床のキズ防止を忘れない
踏み台を直接床に置くと、思っている以上にキズがつきやすくなります。特にフローリングの場合は、滑り止めとあわせてキズ防止シートを敷いておくと安心です。
賃貸住宅にお住まいの方は、退去時のトラブル防止にもつながります。「運動しながら部屋も守る」という意識で準備しておくと、気持ちよく続けられます。
③ 高さを無理に上げない
効果を早く感じたいからといって、踏み台の高さを無理に上げるのはおすすめできません。高さが合っていないと、膝や腰に余計な負担がかかり、痛みの原因になることがあります。
最初は10〜15cm程度の低めの高さから始め、「余裕がある」と感じるようになってから少しずつ調整するのが安心です。体調やその日のコンディションに合わせて高さを見直すことも大切です。
④ 長時間やりすぎない
踏み台昇降は、短時間でもしっかり体を動かせる運動です。最初から長時間頑張ろうとすると、疲れやすくなり、続けるのがつらくなってしまいます。
最初は5〜10分程度から始め、「もう少しできそう」と感じるところで終えるのがおすすめです。無理なく終えられると、次の日も自然と取り組みやすくなり、結果的に長く続けられます。
家にない場合は?100均・ホームセンターで買える代用品5つ

家の中を探しても適した代用品が見つからない場合は、無理に工夫しようとせず、市販品を活用するのも一つの方法です。最近は100均やホームセンターでも、踏み台昇降に使いやすいアイテムが手に入りやすく、価格も手頃です。安全性を優先したい方や、継続して使いたい方には特に向いています。
① セリアの折りたたみ踏み台
軽くて扱いやすく、出し入れが簡単なのが魅力です。使わないときは折りたたんで収納できるため、部屋を広く使いたい方にも向いています。高さは控えめなので、短時間の運動や初心者の方のスタート用として使いやすいアイテムです。
② ダイソーの収納ボックス
比較的しっかりした作りのものが多く、踏み台代わりとして使える場合があります。ただし商品によって強度に差があるため、必ず耐荷重を確認し、踏んだときにたわみやぐらつきがないかをチェックしてから使いましょう。
③ ニトリのステップスツール
踏み台として設計されているため、安定感があり、踏み台昇降にも使いやすいアイテムです。床との接地面が広く、安心して体重をかけやすい点が特徴です。長く使いたい方や、安全性を重視したい方に向いています。
④ カインズの木製踏み台
木製ならではの重さと安定感があり、踏み台昇降用としても安心して使えます。多少スペースは取りますが、その分ぐらつきにくく、しっかりした踏み心地があります。運動用として継続的に使いたい方におすすめです。
⑤ 無印のポリプロピレンボックス
シンプルな作りで、インテリアになじみやすい点が魅力です。使用する際は、高さが自分に合っているか、踏んだときに滑ったり動いたりしないかを必ず確認しましょう。無理のない高さで使うことが、安全に続けるコツです。
自作で踏み台を作るときのおすすめ材料と作り方3ステップ

市販品が合わない場合や、「高さを自分に合わせたい」という方は、簡単な踏み台を自作する方法もあります。難しい作業は必要なく、ポイントを押さえれば初心者の方でも無理なく作れます。
① 必要な材料をそろえる
基本的には、木材、ネジ、滑り止めシートがあれば十分です。ホームセンターでカット済みの板を選ぶと、作業の手間を減らせます。木材は厚みがあり、踏んだときにしなりにくいものを選ぶと安心です。
② 板のサイズを調整して固定する
自分が使いやすい高さと幅になるように板を組み合わせ、ネジでしっかり固定します。踏み台は体重がかかるため、少しでもグラつきが残らないよう、接合部分は丁寧に確認しましょう。完成後は一度踏んでみて、安定しているかを必ずチェックします。
③ 滑り止めを貼って仕上げる
最後に、上面と底面に滑り止めシートを貼ります。足元の滑り防止だけでなく、床とのズレを防ぐ役割もあります。ひと手間加えることで、安全性がぐっと高まり、より安心して使える踏み台に仕上がります。
踏み台昇降を代用品で続けるコツとモチベ維持の方法4つ

踏み台昇降は、特別な技術がいらない分、続けられるかどうかが効果を左右します。最初はやる気があっても、数日で忘れてしまったり、面倒に感じてしまうことも少なくありません。ここでは、無理なく続けるための工夫と、気持ちを保つコツを紹介します。
① 毎日同じ時間にやる
踏み台昇降は、生活の流れに組み込むことで習慣にしやすくなります。朝の支度前や夕食後など、「この時間にやる」と決めておくと、考えずに体が動くようになります。毎日きっちりでなくても、同じ時間帯を意識するだけで十分です。
② 音楽や動画を見ながら続ける
無音で運動すると、どうしても時間が長く感じてしまいます。好きな音楽を流したり、動画を見ながら行うことで、気分転換になり、運動へのハードルが下がります。「ながら運動」にすることで、気軽に取り組みやすくなります。
③ 記録をつけて達成感を味わう
踏み台昇降を行った日は、カレンダーに印をつけたり、簡単にメモを残すだけでも達成感が得られます。数字や記録が残ると、「ここまで続いた」という実感につながり、次もやろうという気持ちが自然と湧いてきます。
④ 無理せず「できる日だけ」で楽しむ
体調がすぐれない日や忙しい日は、無理に行う必要はありません。「今日は休む」という選択も、長く続けるためには大切です。完璧を目指さず、できる日だけ取り組むくらいの気持ちでいると、踏み台昇降を前向きに続けやすくなります。
踏み台昇降の代用品でも効果をしっかり出すコツ5つ

代用品を使った踏み台昇降でも、やり方を少し意識するだけで運動効果はしっかり期待できます。ここでは、初心者や体力に自信がない方でも取り入れやすい、基本だけれど大切なポイントを紹介します。
① 姿勢をまっすぐに保つ
背筋を伸ばし、目線は前に向けることを意識しましょう。猫背になったり、下を向いたまま行うと、太ももやお尻への刺激が弱くなり、疲れやすくなってしまいます。お腹に軽く力を入れるイメージで立つと、姿勢を保ちやすくなります。
② 腕をしっかり振る
腕を自然に振ることで、下半身だけでなく上半身も使った運動になります。リズムよく腕を動かすと、全身の血行がよくなり、運動している実感も高まりやすくなります。無理に大きく振る必要はありません。
③ 呼吸を意識する
踏み台昇降に集中すると、知らないうちに息を止めてしまうことがあります。上るときに息を吸い、下りるときに吐くなど、自然な呼吸を心がけましょう。呼吸が整うと、疲れにくくなり、長く続けやすくなります。
④ 踏み台の高さを見直す
「きつい=効果が高い」と思いがちですが、高さが合っていないと逆に負担になります。余裕をもって昇り降りできる高さを選ぶことで、正しいフォームを保ちやすくなり、結果的に運動効果も安定します。
⑤ 週3回以上の継続を意識する
踏み台昇降は、短時間でも回数を重ねることが大切です。毎日できなくても、週に3回以上を目安に続けていくことで、体の変化を感じやすくなります。無理のないペースで続けることが、いちばんの効果アップにつながります。
まとめ|踏み台昇降の代用は身近なもので十分!

踏み台昇降は、特別な道具がなくても始められる運動です。
身近なもので代用しながら、無理なく続けることが何より大切です。
まずは今日、家にあるもので少しだけ試してみてください。
「これで十分だった」と感じられるはずです。

