「マイナカードをなくしてしまった!」そんなとき、誰でも不安でいっぱいになりますよね。
ですが、落ち着いて正しい手順を踏めば大丈夫。
この記事では、紛失直後の対応から再発行、防止策までを初心者の方にもわかりやすく解説します。
不安な気持ちを少しでも和らげるために、やさしい視点でまとめました。
安心して読み進めてくださいね。
紛失直後にやるべきこと(緊急対応編)

なぜすぐに対応が必要なのか?
マイナカードには大切な個人情報が詰まっています。
放置すると不正利用のリスクが高まり、思わぬトラブルにつながることも…。
例えば、金融口座や行政サービスのなりすまし利用といった被害が考えられます。
特にカードに紐づいている健康保険証や公金受取口座などは、生活に直結するため影響が大きいです。
早めに行動することで「自分の情報を守る」という安心感につながりますし、後から後悔することも減らせます。
「少し探してみよう」と時間を置くより、まずは停止の手続きに進むのが安全です。
まずは「マイナンバー総合フリーダイヤル」に連絡!
24時間365日対応している専用ダイヤルがあります。
すぐに電話して利用停止手続きを進めましょう。
電話ではオペレーターが丁寧に案内してくれるので、初心者でも安心して手続きできます。
番号はあらかじめスマホや手帳に控えておくと、いざというときに慌てません。
スマホやコンビニでもできる?即時停止の方法
マイナポータルアプリやコンビニの端末からも一時停止手続きが可能です。
外出先でも対応できるので覚えておくと安心です。
特にスマホアプリからは簡単に操作でき、時間帯を気にせず手続きできます。
アプリに慣れていない方でも、画面の案内に従うだけで進められるので心配いりません。
警察への届け出は必要?
紛失場所が外出先の場合は、最寄りの交番や警察署に届け出ておきましょう。
拾得物として届いている場合もありますし、盗難の可能性がある場合は被害届を出すことが今後の証明になります。
届け出は数分で終わるので、面倒でも忘れずに行うのがおすすめです。
紛失届の際に注意すべきポイントとは?
手続きの際は「いつ」「どこで」「どうやってなくしたか」をメモして伝えるとスムーズです。
さらに、利用停止の申し出とあわせて、持ち歩いていたバッグや財布の状況、盗難の可能性があるかどうかなども詳しく伝えておくと安心です。
役所や警察での対応が早まり、後から問い合わせがあったときにも正確に答えやすくなります。
可能であれば時系列に沿ってメモを残しておき、日付や時間、場所を具体的に記録しておくことが大切です。
また、手続きに行く際は本人確認書類や印鑑が必要になる場合もあるので、事前に準備しておくとスムーズに進みます。
少し面倒に思えるかもしれませんが、きちんと記録を残しておくことが安心につながり、後のトラブル防止にも役立ちます。
紛失場所ごとの対応(駅・コンビニ・自宅など)
- 駅や商業施設:忘れ物センターへ連絡し、落とし物として届いていないかを確認しましょう。
駅員さんに直接声をかけると案内してもらえます。
時間帯によっては忘れ物センターが混み合うので、電話と窓口の両方で確認するのがおすすめです。 - コンビニ:店舗スタッフに相談すると、落とし物として保管されている場合があります。
防犯カメラで確認してもらえるケースもあるので、利用した時間帯を伝えるとよりスムーズです。
レシートなどを提示できれば特定しやすくなります。 - 自宅:念のため家族に確認しながら探すことが大切です。
普段使わないバッグや引き出し、郵便物の束に紛れている場合もあるので、生活動線をたどりながら丁寧に確認しましょう。
自宅内での紛失は見つかる可能性も高いため、焦らずに落ち着いて探してみると安心です。 - その他の場所:カフェや図書館など公共のスペースであれば、すぐに管理スタッフへ問い合わせてみましょう。
忘れ物として預かっている場合があります。
電話がつながらないときの対処法
混雑時はなかなかつながらないこともあります。
そんなときは少し時間を空けるか、オンラインの停止手続きを活用しましょう。
また、複数回線を持っている場合は別の電話からかけ直すとつながることもあります。
深夜や早朝の比較的空いている時間帯を狙うのも一つの方法です。
どうしてもつながらない場合は、役所の窓口やマイナポータルアプリを利用して一時停止の申請を行えば安心です。
マイナカードの一時利用停止と再発行の流れ

一時停止にかかる時間と方法
電話やアプリで依頼すると即時に停止されます。
安心して再発行手続きに進めますよ。
さらに、停止完了の通知は画面や音声ガイダンスで確認できるので、必ず最後まで操作を続けましょう。
自治体によってはメールでの確認通知が届く場合もあります。
停止までにかかる時間は通常数分以内ですが、アクセスが集中していると少し待つこともあります。
そうした場合も「手続きが完了したかどうか」を落ち着いてチェックするのが大切です。
自分での操作が不安な場合は、役所の窓口で直接依頼する方法もあります。
対面でスタッフに確認してもらえるので、確実に手続きを済ませたい方には安心です。
万一カードが後から見つかっても、一度停止されたカードは再利用できないことを覚えておきましょう。
停止後は速やかに再発行手続きに進むのが一番安全です。
停止後に確認しておくべきこと
利用停止が完了したかを必ず確認。
万一停止できていないと不正利用のリスクが残ります。
さらに、停止処理の記録番号や受付番号をメモしておくと、後から問い合わせる際にとても役立ちます。
あわせて、停止した時間や手続き方法も記録しておくと安心です。
また、心配な方は数時間後に再度コールセンターへ確認の連絡を入れてもよいでしょう。
二重の確認をしておくことで「本当に止まっている」という安心感が得られます。
家族に共有しておくと、万が一のときにも対応がスムーズになります。
役所窓口での再発行手続き(持ち物チェックリスト)
- 本人確認書類(免許証や保険証)
- 顔写真(規格サイズ)
- 印鑑(自治体による)
再発行の申し込み方法とは?
役所の窓口が基本ですが、一部自治体ではオンライン申請が可能な場合もあります。
窓口での申請は担当者と直接やり取りできるため安心感がありますし、不明点もその場で解消できます。
一方でオンライン申請はパソコンやスマホから手軽に申し込めるため、忙しい方や遠方に住んでいる方に便利です。
ただし自治体によっては対応していない場合もあるので、事前に公式サイトを確認しておきましょう。
申請に必要な書類や写真の規格なども事前に確認しておくと、手続きがよりスムーズになります。
再発行にかかる日数と費用
通常は2~3週間程度、手数料は1,000円程度が目安です。
ただし、申請が集中する時期やシステムメンテナンスがあると遅れることも。
受け取り方法も郵送か窓口受け取りかで変わる場合がありますので、余裕をもって手続きするのがおすすめです。
費用についても自治体によって若干の差があるため、公式情報を必ず確認しておきましょう。
再発行中に身分証明が必要になった場合の代替手段
運転免許証やパスポート、健康保険証などが利用できます。
場合によっては住民票や公共料金の領収書といった補助書類が必要になることもあります。
大事な手続きや旅行の予定がある場合は、どの書類が有効なのかをあらかじめ確認しておくと安心です。
特に海外旅行を控えている方は、パスポートの有効期限なども一緒に確認しておきましょう。
混雑・待ち時間の目安
市区町村によっては長時間待つことも。
平日午前中や予約制度の利用がおすすめです。
大型連休前後や年度末は混雑しやすいので注意が必要です。
事前に自治体のホームページで混雑状況をチェックできる場合もあるため、なるべく空いている時間を選んで行くと快適です。
マイナカードと運転免許証が一体化している場合の注意点

情報連携・一体化の現状(2025年8月時点)
制度は進化中。
最新情報は必ず確認しましょう。
マイナカードと運転免許証の一体化は段階的に進められており、地域やタイミングによって利用できるサービスや手続きの内容が少しずつ変わってきています。
政府の公式発表や自治体の広報を定期的にチェックすることが大切です。
また、一体化に伴ってカードの機能が増えるため、管理の重要性も増しています。
便利になる一方で、紛失したときの影響範囲が広がることを理解しておきましょう。
紛失時のリスクと注意点
運転免許情報も同時に失うため、早急な対応が必要です。
これにより、身分証明として利用できるものを同時に失うことになり、日常生活や手続きに支障が出る可能性があります。
例えば車を運転する予定がある人は、仮証明や代替書類を早めに準備しなければならなくなります。
悪用リスクも高まるため、利用停止や警察への届け出を怠らないことがとても大切です。
紛失が判明した時点で「免許情報も含めて止める」意識を持つことが安心につながります。
免許証一体化しているかの確認方法
役所や警察署で確認できます。
オンラインでの確認サービスが設けられている自治体もあるため、窓口に行けない方は公式サイトをチェックすると便利です。
自分が一体化対象かどうかを早めに把握しておくことで、もしものときにすぐに正しい手続きに進めます。
一体化カードを紛失した場合の再交付窓口
自治体窓口と警察署で手続きが必要です。
実際の流れとしては、まず警察署や交番に紛失届を提出し、その受理番号を受け取ります。
その後、役所の窓口にて再交付申請を行います。
申請時には本人確認書類や証明写真が必要になり、場合によっては印鑑や委任状も求められます。
役所によっては予約制度を導入している場合もあるので、事前に電話やウェブサイトで確認しておくと待ち時間を短縮できます。
さらに、手続き後に交付される仮証明書や受付票は、再交付カードを受け取るまでの間に必要になるケースが多いため、大切に保管しましょう。
交通違反や本人確認が必要な場面で提示を求められることもあるので、財布やカードケースに入れて持ち歩くと安心です。
免許証の有効期限更新と再発行の関係
再発行と更新を同時に行えるケースもあるので相談しましょう。
たとえば有効期限が近づいている場合、通常の更新手続きと紛失による再発行手続きを同時に進めることで、二度窓口に行く手間を省ける場合があります。
ただし自治体や運転免許センターによって対応が異なるため、事前に電話で問い合わせるのがおすすめです。
また、更新の際に必要となる視力検査や講習などが同時に必要になることもあるので、時間に余裕を持って準備しておきましょう。
再発行後の再連携も忘れずに
新しいカードで再度登録が必要です。
マイナポータルや健康保険証機能、公金受取口座の設定などは改めて行う必要があります。
特に運転免許証一体化カードの場合は、警察庁や自治体のシステムとの連携も再度必要になるため、忘れずにチェックしましょう。
紛失時に運転免許証として使える?暫定対応
仮証明が発行される場合もあります。
早めに確認を。
仮証明は一時的に身分証明や運転の際の代替として利用できる重要な書類です。
交付までの間に必要となる場合が多いため、受け取ったら必ず財布などに入れて常に携帯しておくと安心です。
マイナカード再発行後のトラブル防止チェックリスト

再発行カードを受け取ったら必ず確認したいこと
氏名や生年月日が正しいか確認しましょう。
加えて、住所や有効期限、印字にかすれや誤植がないかをしっかり確認することも大切です。
特に転居後に再発行した場合は新しい住所が正しく記載されているかどうかも要チェックです。
受け取ったその場で確認すれば、万一の誤りもすぐに訂正をお願いできます。
時間が経つと訂正手続きが複雑になるので、その場での確認を心がけましょう。
暗証番号の再設定と注意点
他人に推測されにくい番号を設定することが大切です。
誕生日や電話番号など分かりやすい数字は避け、できればランダムな数字を組み合わせましょう。
また、暗証番号は4桁だけでなく、6~16桁の英数字を組み合わせた番号も設定が必要になるため、メモに残す場合は他人に分からない工夫をしておくと安心です。
複数の暗証番号を同じにすると管理は楽ですがリスクが高まるため、できれば用途ごとに変えるのが望ましいです。
再登録すべきサービス一覧
- マイナポータル:新しいカードでログイン情報を更新
- 健康保険証機能:医療機関で利用するため再設定必須
- 公金受取口座:給付金や助成金を受け取るため再登録が必要
- 電子証明書:e-Taxなど税務手続きや各種オンライン申請で利用
マイナカード紛失に関するよくある質問(Q&A)

再発行までの間に身分証明が必要なときはどうする?
免許証やパスポート、健康保険証などで代用できます。
場合によっては住民票や公共料金の領収書などを補助的に組み合わせる必要があることもあります。
銀行口座開設や契約手続きなどでは、本人確認の厳格さが異なるため、事前に利用先に確認しておくと安心です。
また、旅行や出張の予定がある方は、パスポートの有効期限や他の身分証の準備も早めに見直しておきましょう。
状況によっては仮証明書を発行してもらえる場合もありますので、役所に相談してみるのもおすすめです。
見つかった場合でも再発行手続きは必要?
一度停止したカードは使えないため、再発行が必要です。
カードが戻ってきても利用は再開できませんので、紛失したカードはそのまま無効の状態になります。
再発行した新しいカードが届くまでは代替の身分証を活用し、届いたら速やかに暗証番号や各種サービスの再設定を行うのが安心です。
拾得されたカードは役所や警察で処分されるため、無理に受け取る必要はありません。
海外で紛失したときの対応は?
大使館や領事館に連絡して指示を受けましょう。
現地での生活や帰国時に必要な書類についても相談できます。
特に帰国の際にはパスポートが必須になるため、マイナカード紛失とあわせてパスポートの盗難・紛失届も行っておくと安心です。
また、カード停止の連絡は日本国内のフリーダイヤルだけでなく、海外からかけられる番号もあるので、あらかじめメモしておくと便利です。
盗難と紛失では手続きが違う?
盗難の場合は警察への届け出が必須です。
紛失と異なり「誰かが故意に持ち去った可能性」があるため、被害届を提出することで正式な証明を残せます。
これは後から不正利用が発覚したときの大切な記録にもなります。
紛失のケースでは拾得物として警察に届いている場合もありますが、盗難の場合はより厳重に対応する必要があると覚えておきましょう。
再発行費用は補助や保険適用がある?
原則自己負担ですが、自治体によって特例があることも。
例えば災害時やシステムトラブルに伴う再発行では費用が免除されるケースも報告されています。
また、一部の損害保険やクレジットカードの付帯保険でカバーできる場合もあるため、契約内容を確認しておくと安心です。
こうした特例を利用できるかどうか、役所や保険会社に問い合わせてみるのがおすすめです。
拾得者から返却された場合の正しい対応
受け取っても利用できないため、再発行手続きを続けましょう。
一度停止されたカードは機能が無効化されているため、見つかって戻ってきてもそのまま使うことはできません。
返却されたカードは役所や警察に預け、正式に処分してもらうのが安心です。
仮に見つかった場合でも「再発行カードを利用する」という流れを変える必要はありません。
まとめ
マイナカードをなくしてしまうと不安になりますが、正しい流れを知っていれば落ち着いて対応できます。
この記事で紹介した「緊急対応 → 再発行 → 機能再設定 → 防止策」の流れを押さえておけば、万が一のときも安心です。
事前に準備しておくことで、心のゆとりも生まれます。