HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

豆知識

HG百式を塗装してみたいけれど、「金色がムラになりそう」「どのゴールド塗料や下地を選べばいいのかわからない」と迷っていませんか。

百式のように金色の装甲面が大きいキットは、少しの塗りムラや表面の傷も見え方に影響しやすいため、塗料を一度に厚くのせず、下地から薄く重ねることがきれいに仕上げるポイントです。

この記事では、HG百式を自分の目指す金色へ近づけるために、塗料と下地の選び方、表面処理、塗装方法、仕上げまでを順番にご紹介します。

華やかな輝きのある百式から、深みを感じる落ち着いた百式まで、作業環境や好みに合った方法を選びやすくなりますよ。

この記事でわかること

  • HG百式の金色をムラなく見せるための塗り重ね方
  • 目指す質感に合わせたゴールド塗料と下地色の選び方
  • エアブラシ・スプレー・筆塗りを使い分けるポイント
  • デカール、スミ入れ、トップコートで全体を整える方法
  1. HG百式の金色は下地から薄く重ねて塗装すると美しく仕上がる
    1. 塗装前にそろえたい道具と塗料
    2. 仮組みから仕上げまでの基本手順
    3. 塗装するパーツと成形色を生かすパーツの分け方
  2. 目指す質感に合わせてゴールド塗料を選ぶ
    1. 鮮やかな金色には明るいゴールドが合う
    2. 重厚感を出すならレッドゴールド系を選ぶ
    3. 落ち着いた半光沢でMG百式Ver.2.0風に近づける
    4. 塗料の種類は作業環境と扱いやすさで決める
  3. 下地は黒・銀・成形色で金色の印象が変わる
    1. 黒下地は深みのある重厚な金色に向く
    2. 銀下地は明るく輝く金色に向く
    3. 成形色へ直接塗る場合は試し塗りで発色を確かめる
    4. サーフェイサーは傷の確認と色の統一に役立つ
  4. 表面処理とゲート跡の補修が仕上がりを左右する
    1. ウェルドラインや細かな傷を整える
    2. 合わせ目は塗装前に処理する
    3. アンダーゲートも切り跡を確認して整える
    4. ゴールドコーティング版は目立たない場所で補修色を試す
  5. 塗装方法はエアブラシ・スプレー・筆塗りから環境に合わせて選ぶ
    1. エアブラシは薄い塗膜を均一に重ねやすい
    2. スプレーは距離と吹き始めを意識してムラを抑える
    3. 筆塗りは塗料を適度に薄めて重ね塗りする
    4. マスキングは塗膜を十分に乾かしてから行う
  6. 透明色を重ねるキャンディ塗装で深みのある金色を作れる
    1. 銀色の下地を滑らかに整える
    2. クリアイエローを薄く重ねて色味を調整する
    3. クリアオレンジは少量ずつ加えて赤みを整える
    4. 重ねる回数は固定せず試し塗りを基準にする
  7. 百マーク・センサー・スミ入れで細部を引き締める
    1. 百マークはシールと水転写デカールから仕上がりで選ぶ
    2. 頭部センサーはシールまたは部分塗装で再現する
    3. スミ入れは金色になじむ色を選んで控えめに施す
    4. デカールはトップコート前に定着させる
  8. トップコートは光沢・半光沢・つや消しで完成時の印象を整える
    1. 光沢は金属感と華やかさを強調しやすい
    2. 半光沢は落ち着いた金色にまとめやすい
    3. つや消しは輝きを抑えた重量感を出しやすい
    4. 塗料との相性を確認して薄く吹き重ねる
  9. 通常版とゴールドコーティング版は塗装の自由度で選ぶ
    1. HGUC 1/144 百式(2016年版)は好みの金色に全塗装しやすい
    2. HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]は輝きを手軽に楽しめる
    3. HGUC 1/144 MSN-100 百式は仕様を確認してから制作方法を決める
    4. MG 1/100 百式 Ver.2.0は色味や質感の参考になる
  10. まとめ

HG百式の金色は下地から薄く重ねて塗装すると美しく仕上がる

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式をきれいな金色に仕上げるなら、塗料を一度に厚く乗せるのではなく、薄い塗膜を数回に分けて重ねることが大切です。

下地を整えたうえで少量ずつ塗れば、ムラや塗料だまりを抑えながら、パーツのエッジを生かした均一な仕上がりを目指せます。

百式は装甲面が広く、金色のわずかな濃淡も目に入りやすいキットなので、急がず乾燥を確認しながら進めると安心です。

塗装前にそろえたい道具と塗料

作業を始める前に必要な物をまとめて用意しておくと、塗装途中で手を止めずに済みます。

特別な道具を一気にそろえる必要はありませんが、パーツを持つ道具・乾かす場所・塗料を混ぜる道具は最初に準備しておきましょう。

用意する物 主な用途
ニッパー・デザインナイフ パーツの切り出しや細かな処理に使います。
やすり類 気になる段差や小さな傷を整える際に使います。
洗浄用の容器・中性洗剤 削り粉や手の脂を落とし、塗料がなじみやすい状態にします。
持ち手棒・クリップ 塗装中にパーツへ触れず、乾燥させやすくなります。
塗料皿・攪拌棒 塗料をよく混ぜ、必要に応じて少量ずつ取り分けます。
金色の塗料 百式のメインカラーを塗るために使います。
薄め液・洗浄液 使用する塗料に対応したものを選び、濃さの調整や道具の手入れに使います。

金色の粒子は容器の底に沈みやすいため、使う直前だけでなく、作業の合間にも静かに混ぜ直すと色味が安定しやすくなります。

また、塗料や洗浄液を扱うときは換気を行い、作業場所を汚さないよう新聞紙や塗装用シートを敷いておくと片付けが楽です。

塗料を十分に混ぜずに使うと、同じ色でもパーツごとに見え方が変わることがあります。

仮組みから仕上げまでの基本手順

HG百式は、いきなり塗り始めるよりも、一度組んでパーツ構成や可動部分を確認してから進めると失敗を減らせます。

特に肩や腰、脚部などは組み合わせによって見えなくなる部分もあるため、塗る範囲を先に把握しておくことが効率的です。

  1. 説明書を見ながら仮組みし、外装・関節・武器などのまとまりを確認します。
  2. 塗装するパーツを分解し、紛失しやすい小型パーツは袋や小箱に分けて保管します。
  3. 必要な箇所を整えたあと、削り粉や汚れを落として十分に乾かします。
  4. 持ち手棒にパーツを固定し、塗りにくい内側や端から順に塗装します。
  5. 一回目は色を隠し切ろうとせず、表面に薄く色を置く感覚で塗ります。
  6. 乾燥を確認してから二回目、三回目を重ね、全体の発色をそろえます。
  7. 塗膜が落ち着いたことを確認し、慎重に組み立てて仕上がりを確認します。

薄く重ねる工程では、一度塗った直後に色が弱く見えても問題ありません。

無理に一回で隠そうとすると、モールドに塗料がたまったり、角のシャープさが丸く見えたりしやすくなります。

各回の塗装後は、パーツ表面が乾いて見えてもすぐ触らず、作業環境に合わせて落ち着かせる時間を取ることがポイントです。

仕上がりを確認するときは、机の上だけでなく明るい場所でも角度を変えて見て、塗り残しや光の反射の偏りがないか確かめましょう。

塗装するパーツと成形色を生かすパーツの分け方

HG百式はすべてを塗装しなくても、目立つ外装を中心に手を入れるだけで完成時の印象を整えやすいキットです。

時間や作業スペースが限られるなら、正面からよく見える金色の外装を優先すると、無理なく満足感のある仕上がりを目指せます。

  • 頭部、胸部、肩、腕、脚などの大きな外装は、色味をそろえたい場合に塗装の優先度が高い部分です。
  • バックパックや武器は、全体を見ながら金色の面積とのバランスを考えて決めます。
  • 関節内部や組み立て後にほとんど見えない部分は、成形色を生かす選択でも問題ありません。
  • はめ込みがきつい接続部は、塗装後に擦れやすいため、無理に厚く塗らないほうが扱いやすくなります。

成形色を残す場合は、塗装したパーツとの色差が急に見えないか、仮組みした状態で一度確認すると安心です。

たとえば外から見える装甲だけを塗り、奥まった部分はそのままにする方法なら、作業量を抑えながら見栄えを整えられます。

また、左右一対になっているパーツは、片側だけ塗り終えてからもう片側へ進むより、同じ工程を続けて行うほうが色の濃さを合わせやすくなります。

まずは目立つ部分を丁寧に薄く重ねることを意識すれば、HG百式らしい金色の存在感を引き出しやすくなります。

目指す質感に合わせてゴールド塗料を選ぶ

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式の塗装では、まず明るく華やかな金色にしたいのか、赤みを含んだ重厚な金色にしたいのかを決めてから塗料を選ぶと迷いにくくなります。

同じゴールドでも粒子の見え方や色味、光沢感によって印象が大きく変わるため、完成イメージに合う系統を選ぶことが美しい仕上がりへの近道です。

店頭や商品画像で色を確認するときは、塗料そのものの見本だけで決めず、百式全体に使ったときの金色の面積を想像して選ぶとまとまりやすくなります。

目指す印象 向いているゴールドの傾向 百式に与える雰囲気
華やかで鮮やか 黄味が明るいゴールド アニメ作品を思わせる存在感
深みと重厚感 赤みのあるレッドゴールド系 落ち着いた高級感
金属らしく上品 粒子が細かいゴールド 情報量を抑えた精密な印象
控えめで渋い 光沢を抑えたゴールド 実機感のある落ち着き

鮮やかな金色には明るいゴールドが合う

テレビアニメの百式のような、見た瞬間に金色だと分かる華やかさを目指すなら、黄味がはっきりした明るいゴールドがよく合います。

この系統は光を受けたときに輝きが出やすく、HG百式のシャープな装甲形状や特徴的なシルエットを印象的に見せやすいのが魅力です。

特に胸部や肩、脚部など、面積が広く視線を集める場所へ使うと、百式らしい軽快でヒロイックな雰囲気を演出できます。

ただし、明るいゴールドは照明の色や周囲の色の影響を受けやすく、環境によっては黄色が強く見えることがあります。

そのため、求める印象が「黄色い金」なのか、「白く光る金」なのかをあらかじめ意識して選ぶことが大切です。

鮮やかさを優先したい場合は、細かなメタリック粒子で黄味の澄んだ色合いを選ぶと、派手になりすぎず品よくまとめやすくなります。

重厚感を出すならレッドゴールド系を選ぶ

落ち着きのある百式に仕上げたいなら、赤みや銅色を含んだレッドゴールド系が候補になります。

一般的な明るいゴールドよりも色に深みが出るため、金色でありながら派手すぎない印象を作りやすいのが特徴です。

レッドゴールド系は、百式を兵器らしく見せたい場合や、全体に大人っぽい存在感を持たせたい場合にもなじみます。

見る角度によって赤みや茶色みが感じられ、装甲の陰影が穏やかに強調されることもあります。

一方で赤みが強すぎる色を選ぶと、狙いによっては銅色寄りに見える場合もあるため、金色らしさを残したいなら色見本で黄味とのバランスを確認しましょう。

胸や肩だけを深い金色にするのではなく、外装全体で同じ系統の色味をそろえると、HGサイズでも統一感のある仕上がりになりやすいです。

落ち着いた半光沢でMG百式Ver.2.0風に近づける

ギラギラした鏡面調よりも、金属の質感を感じさせながら上品に見せたい場合は、落ち着いた半光沢寄りの金色が向いています。

MG百式Ver.2.0のような、派手さを抑えつつ装甲の面構成を楽しめる雰囲気を参考にしたいなら、粒子感が強すぎないゴールドを選ぶとよいでしょう。

細かなメタリック粒子の塗料は、光の反射が比較的なめらかに見えやすく、HG百式の小さなパーツでも金属感を保ちやすい傾向があります。

反対に粒子が大きくきらめきの強いゴールドは華やかな反面、パーツの小ささによっては質感が目立ちすぎることもあります。

落ち着いた方向を目指すなら、塗料のラベルにある色名だけでなく、完成見本の輝き方と粒子の細かさを見ることがポイントです。

また、金色以外のグレーや黒のパーツも彩度を抑えた色味に寄せると、金色だけが浮きにくく、全体が引き締まって見えます。

塗料の種類は作業環境と扱いやすさで決める

ゴールド塗料は色味だけでなく、使用する塗料の種類によって準備のしやすさや乾燥後の扱いやすさが異なります。

どれが絶対に優れているというより、自宅の作業環境と普段使っている道具に合うものを選ぶことが、無理なく塗装を楽しむポイントです。

  • 水性塗料は、においを抑えながら作業したい場合に検討しやすい選択肢です。
  • ラッカー系塗料は、模型用塗料として色数が豊富で、好みの金色を探しやすい傾向があります。
  • エナメル系塗料は、部分的な色分けなどに使われることがあります。
  • スプレータイプは、専用の道具をそろえずに広い面へ色を載せたい場合に選ばれます。

塗料の種類によって使用時の注意点や相性が異なるため、購入前には容器の表示やメーカーの案内を確認し、換気できる場所で扱いましょう。

初めてHG百式を金色に塗装するなら、複数の色を混ぜて理想色を探す方法よりも、まずは市販のゴールドを一本選び、余ったパーツなどで見え方を確かめる方法が安心です。

完成イメージを一つに絞り、明るさ・赤み・粒子感・光沢感の4点を比べながら選べば、自分らしいHG百式の金色に近づけます。

下地は黒・銀・成形色で金色の印象が変わる

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式の金色は、同じゴールド塗料でも下地の色によって明るさや深みが大きく変わります。

重厚感を優先するなら黒、華やかな輝きを求めるなら銀が目安になり、手軽さを重視する場合は成形色を活かす方法も選べます。

目指す百式のイメージに合わせて下地を決めると、塗り重ねた後の色味で迷いにくくなります。

下地の色 金色の見え方 向いている完成イメージ
深みが出て、落ち着いた輝きになりやすい 重厚感のある百式
明るく、金属感のある輝きになりやすい 華やかで目を引く百式
成形色 下地の黄みが影響し、やわらかな金色になりやすい 自然な雰囲気で仕上げたい百式

黒下地は深みのある重厚な金色に向く

黒を下地にすると、ゴールド塗料の明るさがほどよく抑えられ、影のある深い金色に見えやすくなります。

派手に光りすぎないため、落ち着いた高級感や兵器らしい重みを出したい場合に合わせやすい方法です。

とくに粒子が細かいゴールドや、やや赤みを含む金色は、黒下地によって濃密な印象を作りやすくなります。

一方で、ゴールドを薄く載せすぎると黒の影響が強く残り、思ったより暗く感じることがあります。

黒下地では、明るさが足りているかを確認しながら少しずつ色を重ねることが大切です。

百式らしい存在感を保ちたい場合は、装甲の目立たない裏側や余ったランナーで色味を確認してから本体へ進めると安心です。

銀下地は明るく輝く金色に向く

銀を下地にすると、ゴールド塗料の金属粒子が明るく見えやすく、きらりとした華やかな金色を目指せます。

光を受けたときの反射を楽しみたい人や、展示した際に目を引く百式に仕上げたい人に向いています。

明るいゴールドや黄色寄りのゴールドを重ねると、軽快で鮮やかな印象になりやすいです。

ただし、銀の輝きが強く出る組み合わせでは、角度によって金色より銀色に近く見える場合があります。

そのため、銀下地を使うときは、ゴールドを均一に重ねて下地の見え方を整えることがポイントです。

銀色そのものの粒子感も完成時の印象に影響するため、目指す金色よりも粗すぎない下地を選ぶと、装甲全体の表情をそろえやすくなります。

成形色へ直接塗る場合は試し塗りで発色を確かめる

HG百式の成形色を下地として活かせば、下地色を新たに塗る工程を抑えながら金色の表現を変えられます。

黄みのある成形色の上では、ゴールドがやわらかく親しみやすい印象になりやすいです。

一方で、成形色にはパーツごとの色差や表面の状態があるため、塗料の隠ぺい力によっては仕上がりに差が出ることがあります。

とくに薄く透けるタイプのゴールドでは、成形色の影響を受けやすいため注意が必要です。

本体へ塗る前に、ランナーや見えにくいパーツへ試し塗りすると、明るさや透け具合を判断しやすくなります。

  • 一度塗りで成形色がどの程度見えるかを確認する
  • 重ねた後に黄みや暗さがどう変わるかを見る
  • パーツの表と裏で光の当たり方による違いを比べる

試し塗りで納得できる色味なら、成形色を活かす方法でも十分に自分好みの百式へ近づけられます。

サーフェイサーは傷の確認と色の統一に役立つ

サーフェイサーは、パーツ表面の細かな傷や補修した箇所を見つけやすくし、下地の色をそろえるために役立ちます。

金色は光を反射するぶん、表面のわずかな凹凸や色ムラが完成後に目立つことがあります。

そのため、表面の状態を確認したい場合は、ゴールドを塗る前にサーフェイサーを使う選択肢があります。

グレー系のサーフェイサーは傷の確認に使いやすく、黒系のものはそのまま深い金色を目指す下地としても考えられます。

ただし、サーフェイサーの色によっても最終的な金色の見え方は変化します。

傷の確認を優先するのか、金色の発色を優先するのかを整理してから色を選ぶと、下地づくりが進めやすくなります。

使用する塗料との相性や扱い方は製品ごとに異なるため、容器の表示を確認し、まずは小さな範囲で仕上がりを確かめましょう。

表面処理とゲート跡の補修が仕上がりを左右する

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式をきれいに塗装したいなら、塗料をのせる前にパーツ表面の凹凸、ゲート跡、合わせ目を整えることが大切です。

金色の塗装面は光を反射しやすいため、わずかな傷や段差も見え方に影響しやすく、下準備の丁寧さが完成時の印象につながります。

すべてを完璧に磨き上げようとせず、正面から見える装甲や光が当たりやすい部分を優先すると、作業の負担を抑えながら仕上がりを整えやすいでしょう。

ウェルドラインや細かな傷を整える

パーツ表面に見える細い線や、成形時にできるうっすらした模様は、ウェルドラインと呼ばれることがあります。

塗装前には気にならなかった線でも、金色を重ねると反射によって見つけやすくなる場合があります。

また、切り出し時についた擦れや、作業中に触れたことで生じる細かな傷も、角度によっては目立つことがあります。

明るい場所でパーツを少しずつ傾けながら確認すると、正面から見るだけでは気づきにくい凹凸を見つけやすくなります。

  • パーツを洗浄して、削り粉や指紋を落とす
  • 気になる線や傷の周辺を細かい番手のやすりで均一にならす
  • 削った部分を触って、段差が残っていないか確認する
  • 光にかざして、表面の反射が不自然に途切れていないか見る

深く削りすぎるとパーツの形状が変わることもあるため、力を入れず、少しずつ状態を見ながら作業するのがおすすめです。

ディテールの近くはやすりが当たりにくいため、細く切った耐水ペーパーや先端の細い研磨道具を使うと扱いやすくなります。

合わせ目は塗装前に処理する

腕、脚、武器などのパーツを組み合わせたときにできる合わせ目は、完成後に視線が集まりやすい部分です。

塗装後に合わせ目を消そうとすると、周辺の塗膜まで整え直す必要が出やすいため、処理するなら塗装前の段階で済ませるほうが進めやすいでしょう。

合わせ目を目立ちにくくする方法は、パーツの構造や自分が目指す完成イメージによって選べます。

状態 考え方
装甲の中央を一直線に通る合わせ目 接着やパテを使って段差を整える方法を検討しやすい
パネルラインのように見える合わせ目 無理に消さず、モールドとして活かす考え方もある
後から分解したい部分 可動や組み立てへの影響を確認してから作業する

接着剤や補修材を使った箇所は、十分に乾いたことを確認してから研磨すると、表面を整えやすくなります。

研磨後はパーツ同士を仮に合わせ、隙間や段差が戻っていないかを確認しておくと安心です。

百式は装甲の面が広いパーツもあるため、合わせ目の周辺だけを削り込んでへこませないよう、少し広めの範囲を均一にならす意識が役立ちます。

アンダーゲートも切り跡を確認して整える

HG百式には、完成後にゲート跡が見えにくくなるよう配置されたアンダーゲートのパーツが含まれる場合があります。

アンダーゲートは見えにくい位置にあるぶん便利ですが、切り跡が完全に隠れるとは限りません。

とくに装甲のふち、関節に近い部分、パーツ同士が重なるすき間は、組み立て後に角度を変えると見えることがあります。

  1. ゲートから少し離した位置でニッパーを入れ、パーツをランナーから切り離す
  2. 残った部分を少しずつ整え、白化やえぐれがないか確認する
  3. 仮組みして、外側から切り跡が見えないか確かめる

一度に根元まで切ろうとすると、周辺に負担がかかることもあるため、二段階に分けて切り出すと調整しやすくなります。

アンダーゲートの確認では、パーツ単体だけで判断せず、組み合わせた状態で見ることがポイントです。

見えにくい場所でも、可動させたときや飾る角度によって見えることがあるため、完成後のポーズを想像しながら確認してみてください。

ゴールドコーティング版は目立たない場所で補修色を試す

ゴールドコーティング版のHG百式は、表面に施された金色の質感を活かして楽しめる一方、切り跡や補修した箇所は周囲との見え方に差が出ることがあります。

コーティング面は通常の成形色とは反射の仕方が異なるため、補修用の色が近く見えても、光の当たり方によって印象が変わる場合があります。

そのため、補修を行う場合はいきなり目立つ装甲面へ塗らず、組み立て後に隠れる場所や余ったランナーで試すことが大切です。

  • 切り跡の明るさと周囲の金色を比べる
  • 室内灯と自然光に近い明るさで見え方を確認する
  • 乾いた後に色味や光沢感がどう見えるかを確認する
  • 必要なら補修範囲を小さくし、境目を目立ちにくく整える

コーティングを活かす仕上げでは、補修箇所を完全に目立たなくすることだけにこだわらず、目立つ正面側を優先して整える考え方もあります。

細かな切り跡まで確認しながら進めれば、百式らしい金色の存在感を損ないにくく、眺めたときに満足しやすい仕上がりを目指せるでしょう。

塗装方法はエアブラシ・スプレー・筆塗りから環境に合わせて選ぶ

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式の塗装方法は、均一な金色を目指すならエアブラシ、手軽さを優先するならスプレー、部分的な塗り分けや少ない道具で始めたいなら筆塗りが向いています。

どの方法が優れているかではなく、作業場所・使える時間・塗りたい範囲に合わせて選ぶことが、無理なくきれいに仕上げる近道です。

金色は光を反射するぶん、塗膜の厚みやムラが見えやすいため、一度で仕上げようとせず、少量ずつ重ねる意識を持つと扱いやすくなります。

塗装方法 向いている場面 作業時のポイント
エアブラシ 広い装甲を均一に仕上げたいとき 薄く数回に分けて吹く
スプレー 設備を増やさず全体を塗装したいとき 一定の距離を保ちながら動かす
筆塗り 部分塗装や細かな修正をしたいとき 塗料をためず、乾燥を挟んで重ねる

いずれの方法でも、換気しやすい場所を確保し、塗料の説明に沿ってマスクや手袋などを用意してから作業を始めてください。

エアブラシは薄い塗膜を均一に重ねやすい

エアブラシは塗料を細かく吹き付けられるため、HG百式の胸部や脚部のような広い金色の装甲を、比較的なめらかに整えやすい方法です。

特に、パーツの端から中央へ向かって重ねるのではなく、パーツの外側から吹き始め、一定の速さで通過させるようにすると、吹き始めの塗料だまりを避けやすくなります。

一回目は下の色がわずかに透ける程度でも問題ないため、十分に乾かしながら二回、三回と薄く重ねていきます。

厚く吹き付けすぎると、角のシャープさがやわらいだり、モールドに塗料が残ったりすることがあるため注意が必要です。

  • パーツとの距離を大きく変えずに吹く
  • 吹き付け中は手を止めず、一定方向に動かす
  • 一度に発色させようとせず、乾燥を挟んで重ねる
  • 持ち手を使い、塗装面に指が触れないようにする

関節の受け部分や組み合わせる内側まで厚く塗ると、完成後に動かしにくくなる場合があります。

可動に関わる箇所は必要以上に吹き付けず、組み立て時にきつさを感じたら無理に押し込まないことも大切です。

スプレーは距離と吹き始めを意識してムラを抑える

スプレー塗装は、エアブラシ用の設備を用意しにくい場合でも取り入れやすく、HG百式の装甲をまとめて塗りたいときに便利です。

ただし、一か所へ吹き続けると塗料が集まりやすいため、パーツに向けてから噴射するのではなく、パーツの外で吹き始めて横切ることを意識してみてください。

吹き付ける距離が近すぎると塗料が厚く乗りやすく、遠すぎると表面がざらついたように見えることがあります。

まずは余ったランナーや見えにくいパーツで、吹き付ける距離と手を動かす速さを試しておくと安心です。

  1. 缶を説明に沿ってよく振り、塗料をなじませます。
  2. 持ち手に固定したパーツを、塗りやすい向きに並べます。
  3. パーツの外側で噴射を始め、一定の速さで表面を通過します。
  4. 一度乾かしてから、色の薄い部分だけを確認しながら重ねます。

湿度が高い日や気温が低い日は、表面の見え方が安定しにくいこともあります。

作業する日の環境が気になるときは、目立たないパーツで少量を試し、問題がなければ本塗装へ進むとよいでしょう。

筆塗りは塗料を適度に薄めて重ね塗りする

筆塗りは、武器や細部の塗り分けだけでなく、作業スペースが限られる場合のHG百式の塗装にも取り入れやすい方法です。

金色の塗料は顔料が多く感じられることがあるため、容器の底からよく混ぜ、塗料の種類に合った薄め液で少しずつ濃さを調整します。

筆跡を一度で消そうと厚塗りするより、やや薄い塗料を乾燥させながら重ねるほうが整えやすいです。

筆に含ませる塗料は多すぎないようにし、容器のふちや塗料皿で量を軽く整えてからパーツへ置きます。

  • 広い面は同じ方向へ筆を動かす
  • 角やモールド周辺は、塗料を押し込まないように塗る
  • 一層ごとに乾燥状態を確認する
  • 塗り残しだけを次の層で補う

乾きかけた部分を何度も筆で触ると、表面が乱れて見えることがあるため、気になる箇所があっても乾燥後に整えるほうが無難です。

筆塗りなら、全身を金色に塗る場合でも、まずは目立つ胸部や肩などで塗り心地を確認してから範囲を広げると、作業のペースをつかみやすくなります。

マスキングは塗膜を十分に乾かしてから行う

HG百式の胸部、バックパック、武器などを塗り分けるときは、先に塗った面の塗膜を十分に乾かしてからマスキングを行います。

乾燥が不十分な状態でテープを貼ると、はがす際に表面が乱れたり、境目が整いにくくなったりするためです。

マスキングテープは必要以上に強く押し付けず、境目だけを綿棒やつまようじの先で軽く密着させます。

曲面や細かな段差では、幅の細いテープを先に境目へ貼り、その外側を広いテープや紙で覆うと扱いやすくなります。

次の色を塗るときも厚吹きは避け、境目へ塗料を押し込まないように薄く重ねることがポイントです。

テープをはがす際は、塗膜の様子を見ながらゆっくりと戻すように引くと、ラインを乱しにくくなります。

塗装方法ごとの特徴を知ったうえで、自分が続けやすい作業環境を選べば、HG百式の金色を落ち着いて楽しみながら仕上げられるでしょう。

透明色を重ねるキャンディ塗装で深みのある金色を作れる

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式を深みのある金色に仕上げたいなら、銀色の下地に透明な黄色や橙色を重ねるキャンディ塗装が向いています。

銀色の輝きを内側に残したまま色を重ねられるため、通常の金色塗料とは異なる、奥行きのある表現を目指せます。

一方で、透明色は下地の状態や重ねた回数がそのまま見えやすい塗装です。

一度に色を付けようとせず、少しずつ色味を確認しながら進めることが、HG百式らしい均一感のある金色につながります。

銀色の下地を滑らかに整える

キャンディ塗装では、最初に塗る銀色の表面が完成後の印象を大きく左右します。

透明色そのものには強い隠ぺい力がないため、銀色のムラ、粒子感、ざらつきがあると、その状態を残したまま金色になりやすいためです。

目標は、金属らしい反射を持ちながら、パーツ全体で明るさがそろった銀色の下地です。

特に胸部、肩、脚部などの広い装甲は光が当たったときに差が見えやすいため、塗り終えた後に角度を変えて確認するとよいでしょう。

下地の見え方 完成した金色への影響
明るく均一な銀色 軽やかで鮮やかな金色になりやすい
反射がそろった滑らかな銀色 奥行きと金属感を出しやすい
ざらつきや濃淡が目立つ銀色 透明色を重ねた後もムラが見えやすい

銀色を塗った後は、十分に乾かしてから表面を確認します。

小さなほこりや荒れが気になる場合は、透明色を重ねる前に整えておくほうが安心です。

ここで急ぐと後の色調整が難しくなるため、銀色の時点で完成に近い均一さを目指す意識が大切です。

クリアイエローを薄く重ねて色味を調整する

銀色の下地が整ったら、クリアイエローを薄く重ねて金色の基本となる色味を作ります。

最初の数回では黄色みが加わる程度に見えても、重ねるほど銀色の反射と合わさり、金色らしい表情へ変化していきます。

一回で濃く見せようとすると、色が偏ったり、明るさが失われたりしやすいため、薄い層を積み重ねる考え方が向いています。

  • 一層ごとに全体の色がそろっているかを見る
  • パーツの端や段差に色が溜まっていないか確認する
  • 正面だけでなく斜めからも反射を確認する
  • 黄色みが足りない部分だけを急いで濃くしない

HG百式では、胸部や肩のように面積が大きいパーツと、腕や脚の細かなパーツで色の見え方が変わることがあります。

同じ回数を重ねても印象が異なる場合があるため、各パーツを並べ、全身のバランスとして確認することが重要です。

明るい金色を目指すなら、クリアイエローを重ねすぎず、銀色の明るい反射を残すとまとまりやすくなります。

クリアオレンジは少量ずつ加えて赤みを整える

クリアイエローだけでは黄色みが強く感じるときは、クリアオレンジを加えることで、落ち着いた金色へ寄せられます。

クリアオレンジは少量でも印象を変えやすいため、最初から全体に重ねるより、試し塗りで変化を見ながら扱うほうが失敗を抑えやすいです。

赤みを足す目的は、金色を暗くすることではなく、黄色と銀色の反射をなじませて深みを加えることです。

色の重ね方 目指しやすい印象
クリアイエローを中心にする 明るく軽快な金色
クリアイエローの後に橙色をわずかに加える 深みのある標準的な金色
橙色を重ねる回数を増やす 赤みを感じる濃い金色

橙色を加えた直後は濃く見えても、乾燥後や照明の違いで印象が変わることがあります。

そのため、重ねるたびにすぐ次の層へ進まず、色の落ち着きを確認する時間を取ると判断しやすくなります。

黄色を主役にして、橙色は色調を整えるために使うと考えると、重くなりすぎない金色を作りやすいでしょう。

重ねる回数は固定せず試し塗りを基準にする

キャンディ塗装で透明色を重ねる回数に、すべてのHG百式に共通する正解はありません。

銀色の明るさ、透明色の濃さ、パーツの形状、作業中の光の当たり方によって、同じ回数でも発色が変わるためです。

本番パーツへ進む前に、目立たないランナーや余ったパーツなどへ銀色と透明色を重ね、好みの色になった段階を基準にすると進めやすくなります。

  1. 銀色の下地を用意する
  2. クリアイエローを一層ずつ重ねて変化を見る
  3. 必要に応じて橙色をわずかに加える
  4. 明るさと赤みのバランスが好みに近づいた段階を記録する
  5. 本番では記録した状態を目安に全パーツをそろえる

試し塗りでは、乾燥後の色だけでなく、光を当てたときの反射も確認します。

百式の金色は見る角度によって表情が変わるため、机上で見た色だけで決めず、手に持って傾けながら確認すると完成像をつかみやすくなります。

透明色の層を増やせば必ずしも良くなるわけではなく、銀色の反射が残る段階で止める判断も大切です。

自分が「金色らしい」と感じる明るさを試し塗りで見つけることが、納得できるキャンディ塗装への近道になります。

百マーク・センサー・スミ入れで細部を引き締める

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式は金色の面積が大きいからこそ、百マークや頭部センサー、控えめなスミ入れを加えるだけで情報量が整い、完成度がぐっと高まります。

細部は「目立たせすぎず、金色を引き立てる」ことを意識すると、百式らしい上品で引き締まった仕上がりを目指しやすいでしょう。

広い装甲面の塗装を終えたあとに小さな部分を整えると、全体の見え方を確認しながら作業を進められます。

百マークはシールと水転写デカールから仕上がりで選ぶ

百式の肩などに入る百マークは、キット付属のシールを使う方法と、別売りの水転写デカールを使う方法があります。

手軽さを優先するならシール、装甲面になじむ自然な見た目を重視するなら水転写デカールが選択肢になります。

種類 向いている仕上がり 扱うときのポイント
シール 短時間でマークを入れたい場合 貼る位置を決めてから、中心から外側へ押さえる
水転写デカール 薄さや塗装面との一体感を大切にしたい場合 十分に水を含ませ、位置を微調整してから水分を取る

シールは扱いやすい一方で、金色の光沢面では縁や厚みが見えやすいことがあります。

貼り付け前にパーツ表面のほこりや指紋を柔らかい布などで取り除くと、密着しやすくなります。

水転写デカールは薄いため、塗装した金色の表情を大きく変えにくい点が魅力です。

ただし、水から取り出してすぐに強く動かすと破れやすいため、台紙の上で少しずつずらしながらパーツへ移します。

百マークは左右の位置と角度をそろえることが大切です。

片側を貼ったら反対側も正面から見比べ、肩のふちやモールドを基準に位置を合わせるとまとまりが出ます。

頭部センサーはシールまたは部分塗装で再現する

頭部センサーは面積が小さいものの、百式の顔まわりの印象を決めるポイントです。

付属シールを使えば手軽に色を入れられますが、塗装した金色との質感を合わせたい場合は部分塗装も検討できます。

塗装で再現する場合は、センサー周辺へ塗料が広がらないよう、細く切ったマスキングテープや筆を使って少量ずつ色を置く方法が扱いやすいです。

  • 手軽さを優先する場合は、付属シールを使う。
  • 発色や質感を調整したい場合は、部分塗装を選ぶ。
  • 塗料を使う場合は、一度で厚く塗らずに薄く重ねる。
  • 作業後は正面だけでなく、斜めから見てはみ出しがないか確認する。

センサー色は説明書のイメージを基準にしつつ、全体の金色とのバランスで明るさを選ぶとよいでしょう。

鮮やかな色を入れる場合も、小面積に留めることで金色の存在感を損ねにくくなります。

細部の塗装が乾いてから組み立てると、指で触れた際の擦れを避けやすくなります。

スミ入れは金色になじむ色を選んで控えめに施す

金色の装甲にスミ入れを加えると、モールドの形が見やすくなり、各部の輪郭が引き締まります。

ただし、濃い黒を広い範囲へ入れると線の主張が強くなりやすいため、茶色系や濃い灰色など、金色になじみやすい色を控えめに使うのがおすすめです。

色の方向性 見え方の傾向 合わせやすいイメージ
茶色系 金色に自然になじみやすい 落ち着きのある仕上がり
濃い灰色 モールドをほどよく見せやすい 輪郭を整えた仕上がり
黒系 線がはっきり見えやすい メリハリを強めたい部分

スミ入れはすべての溝へ均一に入れるより、顔まわりや関節付近、装甲の境目など、見せたい箇所を選んで施すと自然です。

流し込みタイプの塗料を使う場合は、塗装面や素材との相性を事前に確認し、目立たない場所で様子を見ると安心です。

はみ出した部分は、完全に乾く前後の扱いやすい状態で、綿棒などを使って少しずつ整えます。

金色の輝きを残したいなら、スミ入れの線を濃くしすぎないことがポイントです。

デカールはトップコート前に定着させる

水転写デカールやシールを使う場合は、貼り付け後に十分な時間を置き、しっかり定着したことを確認してから次の仕上げへ進みます。

デカールの下に水分や空気が残ると、見た目に影響することがあるため、柔らかい綿棒などで上から軽く押さえ、水分を吸い取ります。

このときは強くこすらず、マークを動かさないように上からやさしく押さえるのがコツです。

特に百マークのように目に入りやすい部分は、位置の確認と乾燥時間を丁寧に取ることで、仕上がりの印象が整います。

デカールが落ち着いた状態で保護の工程へ進めば、金色の装甲とマークの一体感を作りやすくなります。

トップコートは光沢・半光沢・つや消しで完成時の印象を整える

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式のトップコートは、金色を華やかに見せたいなら光沢、上品にまとめたいなら半光沢、重厚感を出したいならつや消しを選ぶのが基本です。

塗装した金色そのものはもちろん、スミ入れやデカールを含めた全体の見え方を整えられるため、目指す百式の雰囲気に合わせて仕上げを決めましょう。

トップコートは一度に厚く吹かず、薄い膜を重ねることが、ムラや質感の崩れを抑えるポイントです。

仕上げ 金色の見え方 向いているイメージ
光沢 反射が強く、明るく華やか 展示映えするきらびやかな百式
半光沢 輝きを残しつつ、反射は穏やか 上品でバランスのよい百式
つや消し 反射が抑えられ、落ち着いた印象 兵器らしい重厚な百式

光沢は金属感と華やかさを強調しやすい

光沢のトップコートは、金色の反射を活かしながら、表面をなめらかに見せやすい仕上げです。

照明や見る角度による光の動きが出やすく、百式らしい華やかな存在感を求める場合に向いています。

明るいゴールドや、鏡面に近い印象を目指した塗装と組み合わせると、装甲の面がきれいにつながって見えやすくなります。

一方で、光沢は表面の細かなキズや塗膜の乱れも光の反射で目に入りやすくなるため、仕上げ前にホコリや指紋が残っていないか確認すると安心です。

また、厚く重ねすぎるとモールドの輪郭がやや甘く見える場合があるため、光沢ほど薄い層を丁寧に重ねる意識が大切です。

完成後は直接手で触れる回数を減らし、台座やスタンドを活用して飾ると、表面の美しさを保ちやすくなります。

半光沢は落ち着いた金色にまとめやすい

半光沢は、光沢の華やかさとつや消しの穏やかさの中間にあたる仕上げです。

金色の明るさを残しながら反射を適度に抑えられるため、派手すぎず地味すぎない百式にまとめやすいでしょう。

HG百式を自然に飾りたい場合や、金色以外のグレー・赤・黒といった部分とのなじみを重視したい場合にも選びやすい質感です。

光沢仕上げでは反射が強く感じるけれど、完全なつや消しでは金色の魅力が控えめになりそうというときに、半光沢は扱いやすい選択肢になります。

特に装甲面の広いパーツでは、ほどよい反射によって面構成が見えつつ、落ち着いた雰囲気も保ちやすくなります。

仕上がりの方向性に迷う場合は、まず半光沢を基準に考えると全体のバランスを取りやすいです。

つや消しは輝きを抑えた重量感を出しやすい

つや消しのトップコートは、金色の強い反射を抑え、しっとりとした落ち着きのある見た目を作りやすい仕上げです。

きらびやかな印象よりも、装甲としての厚みや重さを感じる百式にしたい場合に合います。

表面の反射が穏やかになることで、モールドやパーツの境目が見やすくなり、全体が引き締まって見えることもあります。

ただし、金色に強いつや消しをかけると、塗料の種類や吹き方によっては明るさが落ち、やや白っぽく見える場合があります。

一度に仕上げようとせず、目立たないパーツで質感を確かめてから進めると、イメージとの違いを減らせます。

つや消しは、金色の豪華さをあえて控えめにしたいときや、他の機体と並べた際に統一感を持たせたいときにも取り入れやすい方法です。

塗料との相性を確認して薄く吹き重ねる

トップコートは、下地の塗料やデカールとの相性によって表面に影響が出ることがあるため、作業前の確認が欠かせません。

塗装面が十分に乾いていない状態で重ねると、質感が乱れたり、表面が不安定になったりする可能性があります。

使用する塗料の案内を確認しながら、乾燥時間には余裕を持たせましょう。

  • 塗装面とデカールがしっかり乾いているか確認する
  • 最初は目立たないパーツや余ったランナーで試す
  • パーツから少し距離を取り、軽く吹き始める
  • 一度目を薄く乗せてから、状態を見て重ねる
  • 乾燥中はホコリが付かない場所で保管する

最初の一吹きから表面を濡らすように吹くのではなく、薄い霧をふわりと乗せるイメージで始めると失敗を抑えやすくなります。

一層目が落ち着いてから二層目、三層目と少しずつ重ねれば、急な質感変化や液だれを避けやすくなります。

湿度が高い日や気温が低い環境では、表面が白く曇ったように見えることもあるため、作業環境にも気を配りたいところです。

完成直後は触りたくなりますが、見た目が乾いていても内部まで安定するには時間が必要です。

十分に乾燥させてから組み立てや可動を行うことで、せっかく整えたHG百式の金色をきれいに楽しみやすくなります。

通常版とゴールドコーティング版は塗装の自由度で選ぶ

HG百式の塗装方法は?金色を美しく仕上げるコツと手順

HG百式は、自分好みの金色へ作り込みたいなら通常版、組み立て中心で華やかな輝きを楽しみたいならゴールドコーティング版を選ぶとわかりやすいです。

どちらが優れているというよりも、完成後に目指す姿と、制作にかけられる時間によって向いている仕様が異なります。

購入前に「塗り替えたい範囲」と「コーティングの輝きを残したいか」を考えることが、満足できる百式づくりにつながります。

選び方 通常版 ゴールドコーティング版
向いている人 色味や質感を自分で決めたい人 組み立ててすぐに華やかな外観を楽しみたい人
金色の扱い 好みに合わせて変更しやすい キット本来の鏡面感を活かしやすい
制作の考え方 表現を加えて自分だけの一体を目指す 成形された美しさを整えて完成させる

HGUC 1/144 百式(2016年版)は好みの金色に全塗装しやすい

HGUC 1/144 百式(2016年版)は、百式らしいプロポーションを楽しみながら、金色の印象を自分の理想へ寄せやすい通常版です。

落ち着いた金色、明るく華やかな金色、少し赤みを感じる金色など、完成像に合わせた表現を考えられる点が魅力です。

また、本体色だけでなく、関節部や武装との色の差を意識することで、全体の見え方を自分らしくまとめやすくなります。

キットをそのまま組んだ姿を基準にして、気になる部分だけ色味を変えるという楽しみ方もできます。

  • アニメの印象に近い穏やかな金色を目指したい場合
  • 展示した際に目を引く明るい機体色にしたい場合
  • 他のガンプラと並べたときの配色をそろえたい場合
  • 細かな部分まで自分好みに仕上げたい場合

制作中に方向性が変わっても調整しやすいため、百式を初めて本格的に仕上げる人にも検討しやすい選択肢です。

HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]は輝きを手軽に楽しめる

HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]は、パーツ表面に施された金色の輝きを活かせるため、完成時の華やかさを手軽に楽しみたい人に向いています。

通常の成形色とは異なる反射感があり、光の当たり方によって表情が変わるところは、コーティング版ならではの見どころです。

一方で、表面の輝きそのものが大きな魅力なので、キットの外装を大きく塗り替える予定がある場合は、通常版のほうが選びやすいでしょう。

コーティング版は「手を加えない」のではなく、「美しい表面を残すために作業を選ぶ」キットと考えると、制作方針を決めやすくなります。

  • 金色の外装は本来の質感を主役にする
  • 目立たない部分から組み立て時の扱いを確認する
  • 可動や接続に関わる箇所は表面への負担に気を配る
  • 部分的な追加表現は全体の輝きとの調和を考える

完成後は照明や飾る角度でも印象が変わるため、ディスプレイまで含めて百式の存在感を楽しみたい人にも合います。

HGUC 1/144 MSN-100 百式は仕様を確認してから制作方法を決める

HGUC 1/144 MSN-100 百式を選ぶ際は、購入するキットがどの時期の製品か、通常仕様か限定仕様かを確認してから制作方法を決めることが大切です。

百式は長く親しまれている機体であり、商品によって造形の考え方や外装の仕様が異なる場合があります。

箱の表記や商品説明を見て、手元のキットにどのような表現が似合うかを考えると、完成後のイメージ違いを減らせます。

確認したい点 制作方針への影響
外装の仕様 塗り替えを中心にするか、元の表面を活かすかを決めやすい
付属するシール類 完成時に再現したい情報量を考えやすい
手持ちの展示モデル 並べたときの大きさや金色の見え方を整えやすい

特に中古品や保管品を入手する場合は、外箱の名称だけで判断せず、内容物や商品の状態も確認しておくと安心です。

MG 1/100 百式 Ver.2.0は色味や質感の参考になる

MG 1/100 百式 Ver.2.0はHGとは大きさが異なりますが、百式らしい金色の見せ方や、各部の色の組み合わせを考える参考になります。

大型モデルの写真や作例を見ると、機体全体を金一色に見せるのではなく、関節部や武装との対比で情報量を作っていることに気づきやすいです。

ただし、同じ印象をそのままHGへ持ち込むと、縮尺の違いから細部が強く見えすぎることもあります。

MGは完成形のイメージ資料として捉え、HGでは見せたい要素を絞ると、まとまりのある百式になりやすいです。

通常版で自由に理想像を追求するか、ゴールドコーティング版で特別感のある輝きを味わうかを決めれば、HG百式は購入時から完成まで迷いなく楽しめます。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • HG百式の金色は、薄く数回に分けて重ねるとムラを抑えやすい
  • 明るさや重厚感など、目指す質感に合わせてゴールド塗料を選ぶ
  • 黒・銀・成形色などの下地によって、金色の印象は大きく変わる
  • ゲート跡や表面の傷を整えることが、金色をきれいに見せる土台になる
  • エアブラシ・スプレー・筆塗りは、作業環境と塗りたい範囲で選ぶ
  • 銀の下地に透明色を重ねると、深みのあるキャンディ塗装を目指せる
  • 百マークやセンサー、控えめなスミ入れで全体が引き締まる
  • トップコートは、光沢・半光沢・つや消しから完成イメージに合わせて選ぶ
  • 塗装を楽しみたいなら通常版、輝きを手軽に楽しみたいならコーティング版も選択肢になる

HG百式の塗装では、特別な技法を一度に完璧にこなそうとせず、表面を整え、下地を作り、薄く塗り重ねる基本を大切にすることがきれいな仕上がりにつながります。

まずは見えやすい装甲パーツで色味や吹き方を試して、自分が好きだと感じる金色を探してみてください。

少しずつ手を加えた百式は、完成したときにきっと愛着のある一体になります。

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